【 巨 蟹 宮 】 Jun.22-Jul.22
22. 水の泡しかうまれない話
23. まずはシャーリー・テンプルから
24. 距離なのそれとも時間なの
25. ただのふるい戦争
26. 星だから遠いのです
27. 防焔性能
28. こどもは「愛してる」なんて云っちゃいけない
29. 全天には幾つの光源があるでしょう?
30. 睡夢の縁
01. おとなとおとな、になったら
02. 君のことはルクスで測ることにしてるんだ*
03. 喪失の定義を述べよ
04. さよならは贅沢すぎます
05. 残り全部の誕生日
06. 月のことだけ話しましょうよ
07. 君がいれば薔薇はいらない
08. 神よ我を救い給うな
09. 影ほどの距離
10. でもその扉にはノブがありません
11. 殆ど神話
12. 千夜のうちの一夜くらいは
13. 天国でも楽園でもなく、私はただ死がほしい
14. 革命幻想
15. 青く咲けたら摘まれにゆくよ
16. 疵付けてくれなきゃ赦してしまいそう
17. 鏡のない國へゆきたい
18. かわいた花びら
19. 羽化の始まり
20. 獣以外の何にでもなれた
21. 想い出なんかひとつあれば十分なのに
22. 宇宙いっぱいのはかなさを
【 獅 子 宮 】 Jul.23-Aug.22
23. 炎に名前はいらない
24. この不幸はふたりのもの
25. 真夜中に着く汽車
26. 星ならそばを通れたのかな
27. 宇宙くらい一つだとよかったのにね
28. 花蜜のような思い出だけを
29. やくそくは玩具
30. なにもかも恩寵でしかなかったよ
31. ちょっと報われすぎただけ
01. 群青にだけは染まっても良い
02. 君を燃やすのが僕ならよかった
03. ありふれた流星
04. 鼓動のなかを探してごらん
05. 諦める以外にできることなんて
06. 悲劇には間に合わない
07. 出逢わずに生きられたはずの人
08. 祈りは隠しておきなさい
09. お前には雨が似合うのに
10. 水鏡はこわせない
11. いちどは二人で泣けますように
12. 独りでも恋はできるよ
13. 私を通り過ぎてゆくために
14. ほどき方だけ覚えてる
15. 月はきょうも綺麗です
16. 新しい傷をちょうだい
17. 失うのが恋ならば
18. きよらかな孤獨
19. 愛ではなくてただ君なんです
20. 冬の日と同じように
21. 君と終わりたかった
22. もはや失われた夢の名を
【 処 女 宮】 Aug.23-Sep.22
23. そんなにまぶしいと恋もできない
24. 薔薇のつぎにうつくしい花は
25. もうだれも絶望をくれない
26. 鏡なんか見せたのは貴方でしょうに
27. おまえの沈黙はいつもやさしい
28. それを真珠と呼ぶのがあなた
29. 形だけ留めたいわけじゃない
30. 星とは天にあるものだから
31. たくさんのことばがひとつだったら
01. いっそ泡になるところから始めよう
02. めでたしめでたしにひとりじゃいやだ
03. 悔いるための出会いでもいい
04. 君が私を愛さなくなるまで
05. 神さまよりも大嫌い
06. 安息が欲しいなら眠ってなさい
07. うたかただけがよすがでしょうに
08. 君がただいまを覚えたら
09. どの星も帰りかたなんて知らないさ
10. それがわたしの指環
11. 重ねたら夜のいろ
12. きみは運命をさがしておいで
13. あなたの夢しかみたくないのに
14. 月など捨ててしまいましょう
15. おまえの恋には意味がいるのか
16. 別れはぶざまなほうがいい
17. きみに降った雨のぜんぶ
18. 不在を生きる覚悟はあるか
19. 最後の傷は私がつける
20. お行儀よくさようなら
21. この接吻に奇跡はいらない
22. 愛なんていらないから美しいと云って
【 天 秤 宮 】 Sep.23-Oct.23
23. それを幸福と呼ぶ自由を与えよう
24. 棘だけでも薔薇ですか
25. 誰のものにもなれない夜に
26. 私の大切な夢魔
27. だってそこにしか君はいない
28. 獏を殺したのは私です
29. その愚かさにくちづけたい
30. 心いっぱいの不正義をきみに
01. 密かに理想とする死に方
02. きみの眸に映るべきものたち
03. 海とは愛に似ているらしい
04. お前が子どもでいるうちに
05. 貴方が罰になってください
06. 心臓はいまも裏切りつづける
07. あの星は君が流したのかい
08. 翼だけでも重いだろうに
09. 希望など愛したことはない
10. いつでも闇を汚せるように
11. 知るかぎりの宝石の名を
12. 感情くらい抱かせろよ
13. ここにしか墜ちたくない
14. 月は醜いものでしょう
15. 愛が美しいわけはない
16. 貴方が天を焼いたのでしょう
17. 幼さに縋って
18. 前の世よりの道行に
19. 生まれかわったら連星になろうね
20. たとえばのオーロラ
21. 過ちでしか愛せないだけ
22. 子どもなら奇跡くらい信じてなさい
23. 君が世界と呼ぶ場所で
【 天 蝎 宮 】 Oct.24-Nov.22
24. ここにはどんな火も燃えません
25. 地上にはいられなかっただけ
26. ただひとりのための生
27. 我ら地を這うもの
28. 花冠の頃
29. お前が悪魔でないのなら
30. おかしいな喜劇のはずだったのに
31. 煉獄でみる夢はさぞ甘かろう
01. よしや現し身を焦がすとも
02. この海が銀河だったとき
03. 殺意さえ鈍らせない
04. 蒼が怖いなら焼いてあげよう
05. 星のような名を持つ人
06. 回帰性を求めて
07. おれの死はおまえにやろう
08. 同じ冬を分けたかった
09. 自由が君を引き留める日まで
10. 英雄の去りて後
11. ここでは鏡が裁きます
12. 正しさでいっぱいの君へ
13. 不実を覚えたら愛してあげよう
14. 貴方の国に降った雨
15. 訣別の手引き
16. おおきなおおきな鳥籠があれば
17. 擲つほどの生命でもない
18. 霜枯れを待つかなしさに
19. 月に秘密があるように
20. 縋らせてやれたらどんなにいいか
21. 天の河の向こう岸
22. もしも心臓がここにあったら
【 人 馬 宮 】 Nov.23-Dec.21
23. ぼくの天使には心臓がある
24. 冬が来たので終わった話
25. 忘れつつある男
26. 星屑の限りをそそぎ
27. チョコレートを割るように
28. 毒杯と名付けよ
29. 誰が台詞を間違えたか
30. 私は花ではありませんので
01. 似た人を見ただけ
02. 眠りの国には何でもある
03. 星の祈りを縫いとめて
04. 生涯と云えない齢
05. 賢い子はキスなんかしない
06. 恋がそういうものだとしたら
07. 限りある光源のすべて
08. 月の海を一滴
09. 希望は独りで抱くもの
10. さよならを魔法にかけて
11. これはただの懐かしさ
12. 少年期に逢った人
13. 愛を飼ってはいけない
14. 気の長い魔法
15. 君だけの熱だったのに
16. みんな残らず不幸なのさ
17. 永遠を生きた数秒間のこと
18. あとには不器用な傷痕だけが
19. 翼なんか欲しがる奴は
20. バッドエンドの卵
21. 「いつか」というのは来世のことです
【 磨 羯 宮 】 Dec.22-Jan.19
22. 死ぬなら君のせいがいい
23. 願い事は盗まれた
24. 私だけの偶像
25. 感情は心臓を止めうるか
26. 灯りを消して歩く
27. 物語の外にいる二人
28. 君は火に属する
29. だから月へはゆけない
30. 光芒を梳くように
31. 君のはまだ初恋だから
01. 次で幸せになりなさい
02. ただの春なら何度でも来る
03. 君にだけ赦されたくて
04. 時を氷らせる実験
05. 永遠のある街
06. 愛ではなくて良かったね
07. やさしさの加害性について
08. 仔猫の生まれつき
09. 停まってはいけない駅
10. それとも二人で生きようか
11. どの星を君と思えばいい?
12. 最後の頁で待っていて
13. 明日には要らなくなる話
14. 冬咲く菫がありますか
15. 子どもにしか云えないこと
16. 私を知らない膚
17. 幾つの釦を外したら
18. 寒い日は貴方がよく見える
19. 儚さだけを集めたような恋だった
【 宝 瓶 宮 】 Jan.20-Feb.18
20. いつか私を閉じ籠めにきて
21. 夢を渡る鳥になりたい
22. ユートピアの砦
23. 過たない物語
24. 王子様が来るまでは
25. 名付けられた火
26. 全ての仮面を愛せよ
27. それぞれの円環
28. 君を害する者として
29. 惜しまぬなら捨てるがいい
30. 貴方が誰の生命だろうと
31. あの唄はもう甘すぎて
01. 水晶のなかの海
02. 幻想家ごっこ
03. 春なんか隠してしまってよ
04. これも花です
05. 死の夢は美しすぎる
06. 月ほども近ければ
07. それは星々が決めること
08. お姫さまなんか嫌いな君へ
09. とびきりの嘘だけ集めた話
10. 魔法はきのうでお終いでした
11. 不思議の国を生きること
12. エリクシルの半分
13. 愛の季節などはない
14. いいから君が食べなさい
15. どの接吻を忘れたい?
16. 星座が二人を繋がないなら
17. ふたつの宇宙をかかえて
18. 恋とは夜の夢のこと
【 双 魚 宮 】 Feb.19-Mar.20
19. 君のために春を待とう
20. 約束さえ持たせてやれない
21. 寝室でだけ聴いてやる話
22. あれが君の十字架
23. 子ども向けロマンス
24. 火に似てるから好きなだけ
25. 愛したまま生きるには
26. 旅行者ともう一人
27. 月が一番きれいな窓は
28. 冬とともに去ってゆくもの
29. 君を大事にできると信じていたい
01. 黄金を手放すために
02. 君を何にも喩えたくない
03. 思い出と呼ぶつもりのないまま
04. ひとりで恋などさせないよ
05. 欲しがってくれない子
06. 夜を運ぶ術
07. 心しかあげなかった
08. 蜃気楼の造り方
09. 君の知る私でいたい
10. おとなになったらあなたのすきな
11. 夢くらい見せてやりたくて
12. 明日からの永遠のため
13. 恋が似合わなくなっても
14. 愛しか伝えたくない
15. ごめんね泣けばよかったね
16. あとは欠落を抱きしめるだけ
17. 心臓だけはいつまでも赤い
18. いつかまた果てのある場所で
19. 君がただ一つ諦めたもの
20. せめて哀しみで繋がっていよう
【 白 羊 宮 】 Mar.21-Apr.19
21. ここは去ってゆくための場所
22. 冬のようには死ねないね
23. 無垢よりもうつくしく
24. せっかく氷った心臓なのに
25. 火の時代を前にして
26. 白鳥のいた湖
27. 君がもっとも醜い時代
28. 眠りの国の奇妙なことば
29. ロマンスと引き換えに
30. 棘もないのに花だというの
31. 花などなくてもここは春です
01. 所有されてあげましょう
02. あらゆる種類のエデン
03. 諦めない子どもはいないよ
04. 昏い星をめじるしに
05. あしたも月が昇りますように
06. 夜がこんなに深いとは
07. 貴方の悪夢になりたい
08. いないひとと生きること
09. 咲いてもいない薔薇のため
10. どの海に沈めましょうか
11. あいしてるよあきらめるよ
12. 星がたくさんある理由
13. 貴方の眼が青かったので
14. 恋は君を引き留めない
15. 最大幸福のこたえ
16. 君を見つけた齢
17. 始まりと終わりの地
18. こどものまま別れたら
19. 愛とは新しい罰のことですか
【 金 牛 宮 】 Apr.20-May.20
20. テセウスではないあなた
21. 銀の糸はどのゆびに
22. 恋と死ぬか恋を殺すか
23. 透きとおったら青じゃなくなる
24. おなじ蝶はもういない
25. 光が影と呼ばれるように
26. 造られた夜明け
27. 地上の名を黄水晶
28. 私は祈りを投げただけ
29. たよりない呪術
30. あの子と月へゆく日まで
01. さしあたっては南の国へ
02. 君が泣くための庭
03. 黄金を手にする者へ
04. エメラルド頌
05. 摘みやすい品種
06. 波濤に似た何かの喩え
07. もっと凍てつくような心なら
08. 運命が正しかった頃
09. お見送りは寝台のうえで
10. 《さよなら》の別の言い方
11. 君はこれを寄り道と云う
12. 意味があれば何もいらない
13. 月しか見えない窓
14. 星なんてただの物語だった
15. 破滅の兆しを待て
16. 何の誓いでもないキス
17. そのうち雨が泣かせてくれる
18. 夕暮れの色した薔薇
19. ばらばらに続いてゆく話
20. 愛もまた一つの比喩にすぎない
【 双 児 宮 】 May.21-Jun.21
21. 星と星とを繋ぐのは
22. 心臓があなたを知ってる
23. 時計のいらない夜をさがして
24. ほんとうに光ならいいのに
25. 信仰に似た愛し方
26. 囚われの身を去り難く
27. 思い出が君を助けるように
28. 次なんか無ければ恋ができる
29. 何もかも罰だと思うのは止めなさい
30. 偶然でなきゃいけない話
31. 乗るはずだった汽車が出る頃
01. 春は遠退く背中
02. 世界なんかと一緒に救わないでくれ
03. 掴めそうな流星をただ見送る
04. 名前なんか呼んだら終りだった
05. 扉の向こうに君はいない
06. 戦線から数光年
07. 追憶の全てを捧げる
08. なぞるのはいつもおなじ朝
09. 幼さは代価ではない
10. 有を無にする魔法
11. 明晰夢に変わるまで
12. 棘を残して散ってゆく
13. 揺れてはいけない天秤の話
14. 目を閉じたら行ける国
15. 時には奇跡を信じて
16. 逢瀬は絶え、恋だけが続く
17. 結ばれない星どうし
18. 好きなまま去ってもいいですか
19. 無事に私を忘れられたら
20. この世がどうして儚いか
21. 遠さがただの距離ならよかった
黄道十二宮 - as far as I know